海でのはなし。/宮崎あおい･西島秀俊

海でのはなし。 [DVD]

超個人的感想･ネタバレ注意

観ました。

どちらも凄く好きな役者さんでとても気になってまして。確かに役は凄く合っていました。っていうか、この二人だからっていうのもあると思う。どこにでもいそうな女の子と、非常勤講師(生物とか理系)の先生。

好きか嫌いかでいうと、……まぁ嫌いじゃないけどっていう感じ。

• "僕は人と線を引いて生きている、そのほうが傷つかないし……楽だ"

• • っていうセリフがあるんだけど(心の声)凄く共感できる。正に自分と一緒な感じだなーと。全部が全部線を引いてるって訳でもないけど。THEことなかれ主義。

• "大事なときに、嘘でも抱きしめられないの？"-"嘘で抱きしめても傷つけるだけだから"

• • んでその後、友人(♀)に抱きしめてもらい"やっぱり、俺間違ってなかったわ"っていう一連のシーン。なぜか小さな笑いが込み上げた。二人のやり取りが滑稽に思えて。

• "僕はただ、そのとき彼女を抱きしめたかった"

• • どんよりした空の下、波打ち際で楓と博士が抱き合う。作用と反作用の法則。お互いが抱えている寂しい感情や悲しい気持ちが抱き合うことによって、混ざり合って昇華されていく感じ。マイナスとマイナスはプラス的な。掛け算じゃないけど。