広告批評.306号/マドラ出版

2006-09-03

戦略と価値のある広告

広告批評 (306号)
広告批評 (306号)

現在までラーメンズのほどんどの公演ポスターを手掛けてきたグッドデザインカンパニー(gdc)の水野学さんと小林賢太郎氏の対談(二人は大学の同級生みたいです)。これは買うしかない!って思っていたのですが、近くの本屋には置いていてなくて何件か回ってやっとのことで入手しました。内容にはあまり触れられないんですが、お互いに褒め称えあっています(笑)相思相愛って所でしょうか。でも、初期のポスターから一番新しいTAKE OFFまで見れて圧巻でした。ちなみに"演ぶ"は立ち読みで済ませました。

それより今回の特集に凄い目が奪われたんですけど、"LOVE & PEACE-平和を広告する-"
戦争の向こう側、そこになにがあるのか、争いの果てに人々は何を失い、何を手に入れるのか。デザイナー達のいろんな作品が掲載されていて正直直視できないような作品もあったけど、多分これは目を背けるんじゃなくて見ないといけないものなんだと思った。時に逃げることって誰にでも出来るけどそれをちゃんと見つめるのって凄く勇気がいるし難しいことだと思う。そんなことを思った一日でした。